■おしらせ・案内・告知板
牛 駒 1 秋茄子や色味ほめて母は逝き 【祥雲】 歌 祥 2 虫食ひもいびつもうまし秋茄子 【牛朗】 法 3 移りゆく野辺に小車のささやき 【しらぶる】 牛 4 しっとりと夜来の雨に濡れ一葉 【祥雲】 5 空に舞ひ大地にまろぶ桐一葉 【歌子】 牛◎ 6 黄昏に二人手つ…
8月の報告と9月の兼題 天気図を見ると、皆さんの所はまだ日中は 結構気温が高いようですが、青森はすっかり涼しく なり稲穂も色づいて参りました。 さて、8月の句会は6人による投稿でしたが、今回 も、前回に続き牛朗さんと一駒さんの下記の句が 高点句…
牛 1 篠笛やシテを見守る月の影 【祥雲】 祥 駒 法◎ 2 十三夜白絹で拭く塗の盆 【歌子】 歌◎ 駒 3 徳利も我も横なりカシオペア 【しらぶる】 歌 祥 駒◎ 4 巴といふ百一歳の生身魂 【牛朗】 5 稲妻の用意ドンから雨あられ 【一駒】 牛 駒 6 幼子や双手に梨の…
全国的に、水不足と、そのあとは集中豪雨に 翻弄された日本列島。青森のほうは、夏本番の前に もう秋風がたっているような、涼しくて過ごしやすい 毎日ですが、それでもまだ梅雨明け宣言もされていません。 変な天気です。皆様のところはいかがですか。 お元…
番号 作品 牛 し 法 1 炎天や托鉢僧の錫の音 【祥雲】 (3) 2 炎天に立ち止まりてや坂のまち 【法被衣】 駒 3 炎天を映しひんやり岩木川 【歌子】 (1) 歌 祥 法 4 炎天を忘れ聞き入る貫入音 【しらぶる】 (3) 歌 駒 駒 し 祥 法 5 炎天に長き挨拶じりじ…
関東各地では、深刻な水不足、そして九州や中国、 四国には台風予報。こちら青森は、夏日が一日くらい ありましたが、ずっと20度前後の寒さです。 さて、6月の句会もあっという間に過ぎてしまいましたが 6月は法被衣さんの下記の句が満点句でした。 おめ…
6月句会の選句、作者名を掲載しました。 今回は表記の仕方を少し変えました。 私がログインしないでコメント欄に皆さんの 感想を載せ、各自のお名前がでるようにしました。 今までは 牛朗さん選 のようにさん付けで 選句を載せていましたが、今回からはさん…
皆様お元気でお過ごしでしょうか。 梅雨入り宣言されたところもあり、青森 のほうも連日冷たい雨が続いています。 今朝もストーブをつけて一日が始まりました。 私は今の時期の花粉症(カモガヤアレルギー) なので、花粉の飛ばない雨の日はほっとします。 …
風 1 海わたる咸臨丸や風青し 【祥雲】 法 2 風青し写経の筆のすぐ乾き 【牛朗】 駒 3 岩木川白く煙りて風青し 【歌子】 4 迫り来る山の端映えて風青し 【しらぶる】 祥 歌 風 5 田園に満つ水鏡風青し 【法被衣】 祥 牛 6 安全帽被る幼子風青し 【一駒】 7 …
北国では、桜の花とバトンタッチして、りんごの花が ほころび初め、美しい季節が展開しております。 4月の句会は高点句が4句もありました。おめでとう ございます。 作品と作者と選者は下記の通りです。 5 手をつなぎゆるり花見の老夫婦 【法被衣】 選者 …
番号 作品 1 子と遊ぶ子山羊もはしゃぐしゃぼん玉 2 海に出て堤防おはる花見かな 3 花見後のピンク絨毯の余韻 4 支え合い老人ふたり花見かな 5 手をつなぎゆるり花見の老夫婦 6 春雷や生涯消えぬ罪と罰 7 二杯目はちびりちびりと花見かな 8 来し方を青年に止…
早いもので、もう4月がスタートしました。関東のほうでは もう桜満開だそうですね。庭にまだ雪が残っている青森にも、 花の季節がやってくるのを待ちこがれています。 さて、3月の句会は、兼題が祥雲さんから「菫」「春風」 牛朗さんから「蛤」「遠足」と…
番 号 作 品 作 者 1 引っ掛けて一人で遊ぶ壺菫 【祥雲】 法 駒 祥 2 黒服の列を見送る野のすみれ 【歌子】 歌 法 駒 3 すみれ押す色のうつれる広辞苑 【牛朗】 4 菫咲き本に挟めて想い出に 【一駒】 牛 祥 5 園児らといっしょに躍る菫かな 【しらぶる】 6 …
2月のご報告と3月のお知らせです。 2月には、満点句作品が二つもありました。素晴らしい。 牛朗さんと、祥雲さんの下記の句です。 百の母看取るひと日の牡丹雪 【牛朗】 選者 祥雲 しらぶる 歌子 一駒 法被衣 下萌えや土竜の塚の潤みたる 【祥雲】 選者 …
番号 作 品 法 1 引き潮や岩に張り付く海苔掻き女 【祥雲】 牛 歌 2 声高に海苔弁談義参戦す 【しらぶる】 祥 駒 法 3 海苔粗朶や沖に浮きたる飛行場 【牛朗】 祥 し 4 海苔漁や皺も凛々しき爺と婆 【法被衣】 5 岩海苔の口開け出漁空明くる 【歌子】 牛 6 …
番号 作品 作者 1 長靴が季節知らせる城の道 【夢追い人】 祥 牛 風 夢 2 このまんま惚けるもよしや寝正月 【歌子】 牛 3 がっくりと両肩落とす初句会 【祥雲】 風 歌 駒 4 一茶風帽子をかぶり初句会 【牛朗】 し 夢 5 習い事気になりつつも寝正月 【法被衣…
12月のネット句会は、風葉さんからの兼題二題 と当季雑詠の三句で、投稿者7名 作品21句、 選句6名で終了しました。何かとお忙しいなか、 作品投稿、選句、感想等有難うございました。 12月の高点句は法被衣さんの下記の句でした。 おめでとうござい…
歌 1 三毛猫と寝酒を抱え横になる 【祥雲】 法 2 ポインセチアそれだけで庫裏華やけり 【牛朗】 歌 3 古寺や枯葉バスターたすき掛け 【しらぶる】 し 4 寝酒かな冷えた寝床の起爆剤 【一駒】 牛 5 寝酒酌む徒然草へ眠り行く 【風葉】 し 6 深呼吸肺腑の奥に…
こちら、青森はすっかり雪景色になってしまいましたが皆様 その後もお元気でお過ごしでしょうか。あちこちで忘年会も 催されるようになり、12月の暦も残り少なくなって参りま した。家族に病人がでたり、自分の病気だったり、介護の 日々だったり、順風満…
まだ色濃い紅葉を楽しんでいる真っ最中に 青森では雪が降りつもり出しました。本格的な冬にはまだ早いので、数日で消えるとは思いますが、この季節の交代劇の瞬間が、何とも美しい世界が広がります。 弘前在住のきんぎょさんの撮影されたこの日の一枚を、ご…
駒 1 大釜で炊きし昭和の茸飯 (祥雲) 歌 祥 駒 2 巴とふ百歳の母菊日和 (牛朗) 3 ハロウィンの子の行列のかまびすし (法被衣) 歌 祥 牛 4 荒れ野原揺れるすすきのおもてなし (しらぶる) 5 無花果や快調朝に食進む (一駒) 祥 牛 し 法 駒 6 縄文の…
10月も半ばとなり、北の方から紅葉が始まってきまし たが、皆様の所はいかがでしょうか。お元気でお過ごし のことと思います。 さて、9月句会で高点句となった作品は、祥雲さんの 下記の句でした。 焦げ少し加えし母の茸飯 (選者 歌子 しらぶる 牛朗 一…
日中はまだ暑いものの、夜になると虫の音も聞こえ 秋の風情を楽しめるこの頃になりました。 皆様お元気でお過ごしのことと思います。 さて、八月句会は暑さとご多忙の中にもかかわらず、 早々と投稿や選句も揃い、とりまとめ作業係としては、 とても助かりま…
東北では祭りの季節となり、青森市ではねぶた祭 弘前市では扇ねぷた祭と、にぎにぎしく華やいで おります。 さて、七月句会も終わりましたが、 歌子の下記の句が四点の高点句をいただきました。 昔ほど口笛鳴らぬ夏の山 (選者 風葉 一駒 牛朗 しらぶる) 8…
こちらは、まだまだ夏とは思えないような 肌寒い日が続いております。6月の句会は しばらくお休みしていたつゆきさんの投稿と 選句もあり、嬉しく思います。 6月の句会では、祥雲さんと風葉さんの下記の 句が同点の高点句でした。 15 晴れの日や絹のハンカ…
お題 沙羅の花 ハンカチ 雑詠 番号 作品 1 境内の忍び合う恋沙羅の花 2 万葉のロマンをのせて沙羅の花 3 浮世風明日は実となれ沙羅の花 4 一夜明け仏の撒きし沙羅の花 5 百ケ日思い出話沙羅の花 6 いさぎよく見頃で落ちる沙羅の花 7 全力で一と日咲ききる沙…
郭公が鳴き出すと、津軽地方では一斉に田植えが始まる といわれています。確かに!今も郭公が、暮れゆく時を 告げるかのように、囀っています。 津軽平野に広がる植田を眺めていると、田植えはしたこ ともないので、ご苦労をされている方々には申し訳ないの …
選句アップしました。
北国は一気に桃の花や桜の花が咲き、たんぽぽや 菜の花を敷き詰めたりんご畑では、白い花も輝くように 咲いています。萌葱色の木々と並んで、山桜が咲き、 津軽は今何処をみても美しい季節となりました。 もはや真夏日の所もあるようですが、皆様お元気で お…
編集ミスのお詫びです。 4月の作品番号が1から27になっていますが 編集ミスで、欠番がありました。選句のまとめ をしていて気がつきました。誰か一人分を抜か したのかと、どきどきびっくりしてしまいまし たが、実際の投稿者は8名、作品数は24で作 …