顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

7月の兼題について

6月句会は、難しい季語があったりしましたが、無事に終わりホッとしています。 早速7月句会の兼題をよろしくお願いいたします。 あらまち一駒さんから 【 雷(いかづち) 】 法被衣さんから 【 梅酒 】 祥雲さんから 【 鮎 】 丑郎さんから 【 七月 】 歌子…

2023年6月 顧問のいないネット句会

NO 特並選 作品・選者の句評感想 作者 1 三百の棚田や爽と青田風 祥雲 並選 三百の棚田や爽と青田風 【丑郎選】日本の原風景を彷彿感じます。 祥雲 並選 三百の棚田や爽と青田風 【歌子選】棚田の稲が青々と揺れている風景、なんと豊かで美しいこと。 祥雲 …

2023年6月句会

1 三百の棚田や爽と青田風 2 予報士の予報の当たる薬降る 3 蛍舞う旅籠の庭に山の水 4 身を捧げ散りし若者蛍来る 5 都会の庭園蛍飛び交う哀しさよ 6 姉川の闇を分け行く蛍狩 7 ぶいぶいと夏蚕(なつご)の糸を繰るばあば 8 逆さ富士映る隙なし青田かな 9 夕…

6月の兼題について

あっという間もなく5月が過ぎ去り、6月に突入しました。 皆様お元気でお過ごしのことと思います。 さて、5月句会が済んで余韻を楽しむ間もなく6月句会の 準備ですね。 皆様からの兼題をお待ちしております。 なるべく兼題が被らないように、お願いいたします…

2023年5月句会 作品、選句選評感想、作者

作品選者選評感想 作者 1 清流にまぎれ微かや河鹿笛 祥雲 1 並選 清流にまぎれ微かや河鹿笛 【歌子選】日本の美しい風景、美しい音が目にも耳にも伝わってきて、なんとも心地いい句です。 2 散り渋る重そうで軽い白牡丹 歌子 2特選 散り渋る重そうで軽い白牡…

2023年5月のネット句会

1 清流にまぎれ微かや河鹿笛 2 散り渋る重そうで軽い白牡丹 3 新緑や胸いっぱいに深呼吸 4 新緑や色とりどりの老婆達 5 風止みて皆腹ペコの鯉のぼり 6 ブナ林の滴る尾瀬の山路ゆく 7 地の恵み分け入り摘む山滴る 8 新茶汲む宇治政所味比べ 9 新緑や高き高き…

五月句会の兼題

四月句会も終わり、のんびりしているまに、カレンダーは五月に入れ替わり きょうから連続五日間、休みが続きます。 青森の我が庭では、ようやくチューリップや八重桜が咲きだし、数本の家庭菜園の畝に やっと野菜の苗を植えたところです。皆様のところはいか…

2023年4月句会 作品、作者、互選、選者の感想など

1 青龍を追うやうずしお奈落へと 祥雲 2 さえずりや口笛使ひ呼びかける 丑郎 3 えんつこ(嬰児籠)に座してほっこり座禅草 歌子 3 並選 (祥雲選)座禅草の特徴が巧みに可愛らしく表現されています。 3 並選 (丑郎選) えんこつ?調べてみると納得の句に関心…

2023年4月句会 

1 青龍を追うやうずしお奈落へと 2 さえずりや口笛使ひ呼びかける 3 えんつこ(嬰児籠)に座してほっこり座禅草 4 花筏びくともせずに堀占拠 5 花冷えや富士をあおぎて朝散歩 6 花冷えや突然入る師の訃報 7 花冷えや独り参拝砂利の道 8 麦青む遠くに近くに鳥…

四月の兼題

雪国青森ではようやく雪も解けて、花々の芽が吹きだしているところですが 皆様のところでは、もう桜満開でしょうか。 さて、三月句会も終わりましたので、四月句会の兼題をよろしくお願いいたします。 いつものように、この下にあるコメント欄に書き込むか、…

2023年3月句会 作品、選句選評、作者

1 げんげ田や孫と手を振る一両列車 歌子 並選1 (祥雲選)字余りが少し気になりますが、現実感 のある微笑ましい景の良句です。 2 紫雲英編み王女に仕立て結婚式 一駒 3 未練なくここを捨て去り鳥帰る 歌子 特選3 (一駒選) 人生がこんなだったらいい 並…

2023年(令和5)顧問のいないネット句会 3月句会 

1 げんげ田や孫と手を振る一両列車 2 紫雲英編み王女に仕立て結婚式 3 未練なくここを捨て去り鳥帰る 4 水取りや火の粉の雨の二月堂 5 土手の花見野球部の子ら駆け抜けし 6 春風や歩行器鳴らし初あるき 7 牧開き飴のごと塩舐める牛 8 レガッタの幾何学模様湖…

3月の兼題

三月の兼題をよろしくお願いいたします。 あらまち一駒さんより 【牧開き】 丑郎さんより 【レガッタ】 歌子より 【当季雑詠】 祥雲さんより 【春風】 法被衣さんより 【紫雲英(げんげ)】 (お名前は五十音順です) このページの下のコメント欄かhaikude57…

2023年2月句会 作品と作者と選句と選句選評

作 品 作 者 1 山焼きや黒き大地の勝ちとなり 法被衣 2 轟々と山焼く阿蘇や草千里 祥雲 並選 (歌子選)山焼きの音や赤く広がる阿蘇の広がり、焼けるにおいや煙まで伝わってくるようです。言葉選びが見事だと思いました。 並選 (一駒選)目に浮かぶ光景黒と…

2023年顧問のいないネット俳句 2月句会 

1 山焼きや黒き大地の勝ちとなり 2 轟々と山焼く阿蘇や草千里 3 法螺がなる聖火鎮魂の山を焼く 4 山焼きの勢子に炊き出す握り飯 5 山焼く野焦げた大地に薄かな 6 枝の先力孕める二月かな 7 微かなる鳥音二月の竹藪に 8 風二月目鼻多感の杉の花 9 朝の雪二月…

2023年1月句会 (作品、作者、互選、感想)   2月の兼題

作 品 作者 特選 並選 1 北斎の藍の深まる冬夕焼 祥雲 〇法 〇駒 〇丑 (法被衣)北斎も頬を染めな がら見たであろう冬夕焼。 遠くには富士山の影 (一駒)色彩的に迫る句 (丑郎)昔美術館で見た浮世 絵展覧会思い出しました。 2 満員や成人式のカラオケ屋 …

2023年1月句会 作品

2023年1月の俳句 1 北斎の藍の深まる冬夕焼 2 満員や成人式のカラオケ屋 3 再会や成人式の椅子隣 4 祝ふかに成人式の凧舞揚 5 裸木の氷柱重そや空低し 6 鳥雲に入る空遠く祖母逝く 7 赤龍の天に消えゆくどんどかな 8 初春や鳶ピーヒョロと大空を 9 初春や白…

2022年12月句会 一覧 (作品、作者、選句、選者、特選、並選、選評、感想) 

2022年12月句会 一覧 特選 並選 番号 作 品 作者 選者の感想。選評 特 1 安倍氏なき党は混迷去年今年 祥雲 ※ ㊕ 正にその通り(一駒) 2 綺羅星をあおぐ二人の聖夜かな 祥雲 特 並 3 柚子うかべ孫と語らう冬至風呂 祥雲 ※ ㊕ ゆずの香りと色、優しい会話など…

2022年12月句会 作品発表

番号 作 品 1 安倍氏なき党は混迷去年今年 2 綺羅星をあおぐ二人の聖夜かな 3 柚子うかべ孫と語らう冬至風呂 4 和蝋燭に和む二人や雪の宿 5 降臨のニンフやふわと雪蛍 6 雪あかり通夜の帰りは回り道 7 頬擦りし別れて2年聖夜の日 8 冬至の日岩木山(やま)から…

12月の兼題について

愚かな戦争や、コロナの終息、収束のないまま、2022年令和4年もいよいよ最終月になりました。 温暖化による天変地異がいたるところで起きて(山火事、洪水、巨大な雹、干ばつ等)地球が悲鳴を上げている、そんなただなかに世界は今おかれているようですが、そ…

2022年11月句会 一覧

特選選者 並選選者 番号 作 品 作者 選者の感想、評 1 凩や空き缶カンと飛んでゆく 祥雲 牛郎 2 凩や母は徹夜でミシン掛け 歌子 (牛郎)昭和三、四十年代の母親像が蘇ります 3 木枯らしや帽子巻き込み塀の外 一駒 4 木枯らしにシーサーの鼻ふくらまし 牛郎 …

2022年11月句会 作品・選句・感想・選評・作者

番号 作 品 1 凩や空き缶カンと飛んでゆく【祥雲】 牛 2 凩や母は徹夜でミシン掛け【歌子】 3 木枯らしや帽子巻き込み塀の外【一駒】 4 木枯らしにシーサーの鼻ふくらまし【牛郎】 駒 5 道の先木枯の音乾きたり【法被衣】 歌 6 十夜果て車座になる般若湯 【…

2022年11月句会作品

番号 作 品 1 凩や空き缶カンと飛んでゆく 2 凩や母は徹夜でミシン掛け 3 木枯らしや帽子巻き込み塀の外 4 木枯らしにシーサーの鼻ふくらまし 5 道の先木枯の音乾きたり 6 十夜果て車座になる般若湯 7 津軽富士白髪頭で初冬かな 8 軒下に美脚ずらりと干大根 …

2022年11月句会の兼題

10月句会も無事に終えることができ、ご報告できたましたことをうれしく思います。 今まで、前月句会のご報告としていたページは、重複するので、廃止することにして、このページは、次月の兼題のページにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 1…

2022年10月句会 作品、選句、鑑賞、作者

季語 特選 選者 並選 選者 作品番号 作 品 作者 無花果 1 無花果や焼いて食べてとラジオから 一駒 無花果 2 無花果が甘し宗祇の生まれし地 牛郎 無花果 牛 3 無花果の木の白き血の思ひ出や 法被衣 文化の日 歌 4 文化の日負けて押売り新憲法 一駒 文化の日 …

2022年10月句会

季語 番号 作 品 作者 選者 無花果 1 無花果や焼いて食べてとラジオから 無花果 2 無花果が甘し宗祇の生まれし地 無花果 3 無花果の木の白き血の思ひ出や 文化の日 4 文化の日負けて押売り新憲法 文化の日 5 文化の日歩ひて廻る展示場 文化の日 6 今日は晴れ…

九月句会のご報告と十月の兼題

編集 9月句会の高点句は、牛郎さんの下記の句で、全員からの選が入った満点句でした。おめでとうございます。 24 母の忌の縁者皆去り虫しぐれ (選者 ◎祥雲 ◎歌子 ◎法被衣 一駒) 特選 【祥雲選】お母様の忌の縁者が皆去り、虫時雨に気が付く寂寥感溢れる…

2022年9月句会 作品、互選、作者

選 句 番号 作品 選句【◎は特選】 作者 1 秋茄子の漬けの紫紺を母と愛づ 法 祥雲 2 ドライブは稲穂の香りまといつつ 牛 法被衣 3 鰯雲比良の山並み夕映へて ◎駒 牛郎 4 色淡くたおたおゆるる返り花 歌子 5 ほっくりと立つや新米郷の味 祥雲 6 台風や来るぞ来…

2022年9月句会 作品

番号 作 品 1 秋茄子の漬けの紫紺を母と愛づ 2 ドライブは稲穂の香りまといつつ 3 鰯雲比良の山並み夕映へて 4 色淡くたおたおゆるる帰り花 5 ほっくりと立つや新米郷の味 6 台風や来るぞ来るぞとそれていき 7 水澄むや杖を伸ばして木橋行く 8 豊饒の黄泉の…

八月句会のご報告と九月の兼題

8月句会の高点句は、牛郎さんの下記の句二句(同点)でした。 おめでとうございます。句の感想や鑑賞は前ページにありますのでそちらでお楽しみください。 5 もう母の居らぬ確かさ盆用意 【牛郎】 選者 ◎祥雲 法被衣 13 塔婆三本抱へて母の墓参り 【牛郎】 …